マリオットボンヴォイアメックス完全解説【2024年11月最新版】特典・ポイント還元率・審査・メリット・デメリットまで紹介(MBAカード)

アメックスで圧倒的に人気No.の1カードであるマリオットボンヴォイアメックス

※マリオットボンヴォイアメックスには一般カードとプレミアムカードの2種類ありますが、一般カード発行する価値が薄いです

基本スペックが高いのに加えて旅行まわりの特典がかなり充実しているので、旅行好きなら発行しないと損する人がたくさんいてもおかしくないほどです。

実際に僕自身は、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムを活用して毎年2回は以下のような旅行が格安でできています。

1回の旅行で10万円ほどもお得に…!

  • 移動:福岡〜大阪をANAで2人で利用(往復:50,000円ほど)
    ※マリオットボンヴォイアメックスで120万円決済して貯めたポイントを利用
  • 宿泊:W大阪に宿泊(1泊60,000円ほど+朝食10,000円/2名 が無料)
    ※毎年もらえる無料宿泊特典を利用
無料宿泊特典で泊まれるホテルが凄い…!(タップで開く)
大阪マリオットの部屋
名古屋マリオットの部屋

上記のホテルは1泊6万円以上するホテルもあるので、ここだけの話…もはや無料宿泊特典を目当てで発行してもいいほどです。

年会費が49,500円ですが、2泊分の無料宿泊特典で10万円以上も得できますので…!(1泊分は年150万円以上決済の条件あり)

ちなみに条件がちょっと厳しくても、paypayにチャージしたり、Amazon券を購入したり、税金の支払いに利用したりすれば条件クリアできないということにはならないので安心です。

初年度は無料宿泊特典がないのですが、入会特典で合計39,000ポイントもらえて1泊5万円超えのホテルに泊まれるので、1年目からお得に旅行できます!

カードのおかげで毎年のように数十万円も旅費を浮かせられています。

国内だけではなく海外旅行でも、カードを活用してお得に旅行できます…!ハワイのワイキキビーチ沿いの高級ホテルやリッツ・カールトンなども無料宿泊特典で泊まれます。

シェラトンワイキキ(ハワイ)
ロイヤルハワイアン(ハワイ)
リッツ・カールトン マスカット(オマーン)
リッツ・カールトン ランカウイ(マレーシア)

年会費が49,500円するので正直「高っ!」と思ったのですが、それ以上の恩恵がすごすぎてマリオットボンヴォイアメックスプレミアムの解約を全く考えられないほど愛用しています。

とはいえ誰が持っても得するカードではありませんし、発行したいと思っても一般カードとプレミアムカードの2種類あるため「どちらをがいいのか?」と悩んでしまうかもしれません。

この記事では、発行しない方がいいのか・発行するならどちらのカードか、というところから、カードの良いところも悪いところも包み隠さずに紹介します。

もくじ

マリオットボンヴォイアメックス(MBAカード)を5年目ユーザーが本音で語る

大前提として、もしマリオットボンヴォイアメックスを発行するならプレミアムカードが圧倒的におすすめです。一般カードはおすすめではないのでプレミアムカードを中心に紹介します。

保有歴が5年になる僕がマリオットボンヴォイアメックスのことを本音で語ります。

結論として、マリオットボンヴォイアメックスは僕にとって無くてはならない存在です。

メインカードとしてふだん支払いに使っているのはもちろん、旅行時はポイントをマイルに交換して特典航空券を取って、無料宿泊特典でホテル代を無料にして、ホテルでは上級特典で優雅に滞在できて…という感じで、大袈裟ではなく「人生レベルで買ってよかったもの」です。

妻とモルディブ旅行
母親とハワイ旅行
両親と沖縄旅行
贅沢すぎるひとり北海道旅

マリオットボンヴォイアメックスで人生の充実度が変わったので、もちろん大満足すぎるのですが、デメリットがあるのも事実です。

僕自身が実際に5年間使ってわかったメリット・デメリットを紹介します。

使ってわかったメリット

  • 高級ホテルに無料で宿泊できる(マリオット系列)
  • 上記のホテル滞在時に優雅すぎる特典を享受できる
  • 貯めたポイントをマイルに交換して航空券を無料にできる

高級ホテルに無料で宿泊できる(マリオット系列)

マリオットボンヴォイアメックスは、カード継続するたびにホテルの無料宿泊特典がもらえます。

その無料宿泊特典を使えば、1泊6万円以上するホテルに泊まれます…!

初年度は入会特典で合計39,000ポイントももらえるため、1年目もいきなり高級ホテルに宿泊できます。

ちなみにマリオットは世界No.1のホテルブランドであり、世界中に5,000以上のホテルがあり、以下のように日本人にも馴染みがあるホテルブランド(リッツ・カールトンやマリオット、シェラトンなどなど)が多数あります。

入会特典や無料宿泊特典だけではなく、ふだんのカード決済で貯めたポイントを使ってマリオット系列のホテルに泊まることも可能です。

マリオットボンヴォイアメックスはポイント還元率が3.0%(※プレミアムカード)ととても高く、効率よくポイントを貯められます。

ふだんの支払いや税金などの支払いでコツコツとカード決済をしてたら、1~2年ほどに1回は超高級ホテルで1泊10万円を超えるリッツ・カールトンにも宿泊できるほど、高還元率なカードです…!

リッツ・カールトン京都
リッツ・カールトンモルディブ
リッツ・カールトン日光
リッツ・カールトン大阪

マリオット系列ホテル滞在時に優雅すぎる特典を享受できる

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは諸条件をクリアすると、マリオットの会員ステータスでプラチナエリートというランクになれます。

プラチナエリートになると、客室がアップグレード(スイートルーム含む)されたり、朝食が無料になったり、クラブラウンジにアクセスできたりするので、1滞在ごとに数万円、運がいいと数十万円も得することも…!

プラチナエリートが1滞在で受けられる恩恵

  • 客室のアップグレード:〜10万円相当
  • 朝食無料:3,000〜5,000円相当
  • クラブラウンジ:10,000~20,000円相当
  • 〜16時までのレイトチェックアウト:プライスレス

例えば、ぼくはリッツ・カールトン京都で通常の部屋からガーデンテラススイートやスイートKAMOGAWAというお部屋にアップグレードされました。

それぞれ8万円ほどの予約で30万円以上になったので、一発で20万円も得しました…!

プラチナエリートで得た恩恵の数々…(一部)

リッツ・カールトン京都でスイートに無料アップグレード
東京エディションでスイートに無料アップグレード
イラフ宮古島でスイートに無料アップグレード
翠嵐 京都のラウンジで無料シャンパン
リッツ・カールトン京都で朝食無料
W大阪のプールが無料

貯めたポイントをマイルに交換して航空券を無料にできる

マリオットボンヴォイアメックスで貯めたポイントは、ANAやJALなどを含む30以上の航空会社のマイレージに交換できるのですが、このメリットは数あるクレジットカードの中でマリオットボンヴォイアメックスだけの、超おすすめポイントです。

ポイントをマイルに交換する際の交換レートは基本的に3:1ですが、まとめて交換すると追加でマイルがもらえるため、レートは 3 : 1.25です。

マリオットボンヴォイアメックスは100円ごとに3マイル貯まるので、100円ごとに1.25マイル貯まるのですが、このマイル還元率はとても高く、ANAやJALが発行するカードのほとんどよりも高還元率でマイルが貯まります…!

ですが注目すべきはANAやJALではなく、ユナイテッド航空です。

ユナイテッド航空のマイルは以下のような特徴・メリットがあり、かなり活躍します…!

  • 交換レートが3 : 1.5とかなり高い(カード決済100円ごとに1.5マイル)
  • ANA便の航空券が取れる
  • マイルや航空券を第三者に渡せる
  • 燃料サーチャージがかからない
  • マイルの有効期限が無期限

上記のような特徴があるため、ANAやJALマイルを貯めるよりもユナイテッド航空のマイルを貯める方が実はかしこいのです…!

ユナイテッド航空のマイルを貯められるカードはほとんどなく、あってもスペックが微妙であるため、ユナイテッド航空のマイルを手に入れられるのは、マリオットボンヴォイアメックスの隠れメリットです。

ちなみにマリオットボンヴォイのポイントを交換できるマイレージは以下にまとめました。

交換先とレート(タップで開く)
アライアンス航空会社ポイントとマイルの
交換比率
スターアライアンスANAマイレージクラブ3:1
シンガポール航空
クリスフライヤー
タイ国際航空
ロイヤルオーキッドプラス
エア・カナダ アエロプラン
ターキッシュ エアラインズ
Miles&Smiles
コパ航空 ConnectMiles
アシアナ航空アシアナクラブ
エーゲ航空 Miles+Bonus
TAPポルトガル航空 Miles&Go
アビアンカ航空 LifeMiles
ユナイテッド航空マイレージプラス3:1.1
ニュージーランド航空 Airpoints200:1
ワンワールドJAL3:1
キャセイパシフィック航空
アジア・マイル
ブリティッシュ・エアウェイズ
Executive Club
アラスカ航空 Mileage Plan
カタール航空
プリビレッジクラブ
アメリカン航空 AAdvantage
カンタス・フリークエントフライヤー
Iberia Plus
LATAM航空 LATAMPASS
Multiplus Fidelidade LATAM Pass
スカイチームデルタスカイマイル
エールフランス/KLM フライング・ブルー
大韓航空スカイパス
サウディア Alfursan
エアロメヒコ クラブ プレミエ
ヴァージンアトランティック航空
Flying Club
非加盟Etihad Guest3:1
エミレーツ・スカイワーズ
ハワイアン航空 HawaiianMiles
ヴァージンオーストラリア
Velocity Frequent Flyer
サウスウェスト航空 Rapid Rewards
FRONTIER Miles
海南航空 Fortune Wings Club
InterMiles
Vueling Club
エアリンガスAerClub

使ってわかったデメリット

忖度なしでマリオットボンヴォイアメックスはデメリットが少ないカードなのですが、しいてあげるなら以下の点です。

ちなみにマリオットボンヴォイアメックスではなくアメックスカードとしてのデメリット(他のカードにも共通するもの)が多いです。

  • 国税や地方税のマイル還元率が下がる
  • ETCカードを発行するのにお金がかかる
  • 家族カードを発行する価値が薄い

国税や地方税のマイル還元率が下がる

支払い先の中には、通常1%のマイル還元率が0.5%になってしまうものもあります。

還元率が0.5%になる支払いは以下の通りです。

  • 水道・電気・ガスの支払い
  • 国税や都道府県税、市民税などの税金
  • 国民年金保険料や特許申請料、Yahoo!公金支払い
  • Amazon Payやd払い、au PAYなどのキャッシュレス決済
  • 病院での支払い
  • 郵便局(Webの決済も含む)

国税や公共料金の支払いにクレジットカードを使って支払いたい人は要注意です。

ETCカードを発行するのにお金がかかる

マリオットボンヴォイアメックスはETCカードを発行できますが、その際に発行手数料がかかります。

935円なのでそれほど大きな額ではありませんが…!

ただ年会費はかからないのでその点は安心です。

家族カードを発行する価値が薄い

マリオットボンヴォイアメックスは家族カードが1枚目を無料で発行できますが、発行する価値がありません。

その理由は以下の通りです。

  • 入会ポイントがもらえない
  • ゴールドエリート特典が利用できない
  • 更新時の無料宿泊特典がもらえない
  • 宿泊実績が付与されない
  • 100米ドルプロパティクレジット対象外
  • 海外旅行保険の補償額が5,000万円に下がる

2枚目以降は年会費24,750円かかるのでより発行するのは勿体無いです…!

もし家族カードを発行するなら、本会員としてカードを発行するのをおすすめします。

本音:めっちゃおすすめ

もうお気づきかと思いますが…マリオットボンヴォイアメックスはかなり魅力的なカードです。

少しデメリットがあったり、年会費が49,500円だったりしますが、それらを圧倒的に上回るメリットが多数あります。

僕自身はマリオットボンヴォイアメックスのおかげで、大好きな旅行がお得かつ贅沢になっているので、もう手放せないアイテム化してます…!

少しでも興味があれば発行してみることをおすすめします。

初年度は入会特典で合計39,000ポイントもらえて、いきなりマリオット系列の5万円ごえの高級ホテルに泊まれるのでめっちゃお得です!

マリオットボンヴォイアメックス(MBAカード)を持つべきではない人

直近3ヶ月で30万円カード決済ができない人(対策あり)

発行するべきかどうかの分かれ道は、ズバリ「直近3ヶ月で30万円のカード決済ができるかどうか」です。

入会特典として合計39,000ポイントをもらえるのですが、それをぜんぶもらう条件が3ヶ月以内に30万円のカード決済であるためです。

入会特典をもらうための条件

一般カード:合計16,000ポイント

  • 入会後3ヶ月以内に30万円以上のカード利用:10,000ポイント
  • 通常利用分:6,000ポイント

プレミアムカード:合計39,000ポイント

  • 入会後3ヶ月以内に30万円以上のカード利用:30,000ポイント
  • 通常利用分:9,000ポイント

※条件がちょっと厳しくても、paypayにチャージしたり、Amazon券を購入したり、税金の支払いに利用したりすれば条件クリアできないケースは稀です(無茶してクリアするのはおすすめできませんが…!)

入会特典をもらえれば年会費を払ったとしても損しません。

例えばプレミアムカードは年会費49,500円ですが、入会特典の39,000ポイントで年会費以上のホテルに無料宿泊できるためです

入会特典で得たポイントを無料宿泊に使ってトントンほどになれば損はありません…!

マリオットボンヴォイアメックスは他にも以下のような特典があるため、入会特典のおかげで1年間は無料でお試しができると考えるとお得かと思います。

  • ポイント還元率が最大1.5%と高還元率
  • ポイントの有効期限がない
  • ポイントを30社以上の航空会社のマイルに交換可能
  • 毎年SPG&マリオット系列のホテルに無料宿泊可能
  • マリオット系列のホテルの上級会員になれる
  • 国内主要空港の空港ラウンジを利用できる

決済額が足りないときの対策

大前提として無茶するのはダメですが「条件がギリギリでクリアできないかも…」となったときに使える技があります。

各種電子マネーやデビットカードへのチャージやギフト券の購入です。

  • チャージ
    PayPay / 楽天Edy / auPay / Apple Pay / nanaco など
  • ギフトカードやポイント
    Amazonギフト券 / 百貨店のギフト券
  • マリオットポイントの購入

汎用性が高く、ほぼ現金のようなものを先に買っておくイメージです。

例えばAmazonギフト券があれば日用品のほとんどが購入できるので、使い道に困ることはありません。さらに有効期限が10年あるので、さすがに失効のリスクもないかと…!

マリオットボンヴォイアメックスの選び方(プレミアム推奨)

マリオットボンヴォイアメックスは一般カードとプレミアムカードの2種類ありますが、発行するならプレミアムカード一択です。

一般とプレミアムの基本スペック表(タップで開く)
項目一般プレミアム
券面デザイン
年会費23,100円49,500円
家族カード11,500円
※1枚無料
24,750円
※1枚無料
ポイント還元率2.0%3.0%
マイル還元率最大1.0%最大1.5%
空港ラウンジありあり
マリオット
ステータス
シルバー
※年100万円決済でゴールド
ゴールド
※年400万円決済でプラチナ
無料宿泊特典35,000Pまで
※条件:年150万円決済
50,000Pまで
※条件:年150万円決済
宿泊実績付与5泊15泊
空港ラウンジ国内28・海外1国内28・海外1
手荷物無料宅配スーツケース1個無料配送スーツケース1個無料配送
空港クローク無料無料
国内旅行保険最高2,000万円最高5,000万円
海外旅行保険最高3,000万円最高1億円
ショッピング
プロテクション
最高200万円最高500万円
オンライン
プロテクション
ありあり
キャンセル
プロテクション
なし10万円まで
リターン
プロテクション
なし最高3万円
スマホ補償なし最高3万円
一般とプレミアムのスペック表

MBA一般カードを発行すべきではない理由

結論から言うと、マリオットボンヴォイアメックス一般カードは年間150万円未満のカード決済がなければ、かなりコスパが悪いカードです。

年間150万円が基準になるのは無料宿泊特典がもらえるかどうかの境界線だからです。

無料宿泊特典がもらえれば、一般カードの年会費23,100円以上のホテルに泊まれて、年会費をペイできます。

ですがもし年間150万円のカード決済ができるならプレミアムを発行しないと損です。

年間150万円のカード決済ができる場合…

一般カードの場合:84,000円相当

  • 獲得マイル:15,000マイル
  • 無料宿泊:35,000ポイント
  • 入会特典:16,000ポイント

プレミアムカードの場合:140,000円相当

  • 獲得マイル:22,500マイル
  • 無料宿泊:50,000ポイント
  • 入会特典:39,000ポイント

※1マイル=2円、無料宿泊特典1P=1円で計算
※入会特典の条件クリア前提(発行後3ヶ月で30万円決済)

実際の計算(タップで開く)

一般カード:
15,000マイル × 2円 + (35,000+19,000)円 = 84,000円 – ①

プレミアムカード:
22,500マイル × 2円 + (50,000+45,000)円 = 140,000円 – ②

それぞれの価値の差分=② – ① = 56,000円 – ③
年会費の差分=49,500円 – 23,100円=26,400円 – ④

③ – ④ = 29,600円

※1マイル=2円、無料宿泊特典1P=1円で計算

それぞれのカードの年会費を考慮しても、プレミアムカードの方が30,000円ほど得する計算です。

一般カードは年間のカード決済額が150万円未満だと発行する価値が薄く、150万円以上だとプレミアムを発行した方がお得である点から、発行するならプレミアムカードをおすすめします。

おすすめはMBAプレミアムカード

マリオットボンヴォイアメックスを発行するならマリオットボンヴォイアメックスプレミアム一択ですが、年間のカード決済額によって発行すべきかどうかが異なります。

発行すべきか変わるのは、プレミアムカードは150万円で無料宿泊特典をもらえて、400万円でプラチナエリートになれるためです。

スクロールできます
年間の決済額特典コメント
〜150万円入会特典一旦、1年間お試しで使ってみる
年会費を回収できないことはほぼないので損なし
150~400万円入会特典
無料宿泊特典
毎年お得に旅行できるので発行する価値あり
マリオット系ホテル宿泊で1滞在で1万円ほどお得に
400万円〜入会特典
無料宿泊特典
プラチナエリート
毎年お得に旅行できるので発行する価値あり
マリオット系ホテル宿泊で1滞在で数万円以上お得になるかも
ヒルトンやユナイテッド航空の上級会員になれる資格ゲット

ちなみに決済額に応じた特典を除いても、ふつうにコスパいいカードです。マイルを貯めたり、旅行系特典を充実させたい場合には、無料宿泊特典とプラチナエリート付与がなくても発行する価値があるレベルです。

なので無料宿泊特典とプラチナエリートが付与されたら旅行系のカードの中で無敵状態で、誇張なしに「旅行好きのほとんどの方が発行しないと損レベルのカード」と言えます…!

年間のカード決済額:〜150万円

年間のカード決済額が150万円未満の場合は、1年間使ってみて判断するのがおすすめです。

1年間使ってみるべき理由は、初年度に入会特典で39,000ポイントもらえて50,000円以上の高級ホテルに無料で宿泊できて年会費が回収できて損することがないためです。

2年目以降についてですが…正直お伝えすると、カード決済額が年間150万円未満だと目玉特典である無料宿泊特典が獲得できず、カード決済で獲得できるマイルも最大で22,500マイルほどなので、2年目以降は年会費49,500円を回収できない可能性が高いです。

ですがマイルの価値は使い方によって変動するので、使い方次第では20,000マイルが10万円相当以上の価値になることもあります(20,000マイル=ハワイ片道分)

マイルをかしこく使えば、年間のカード決済額が150万円未満でも損することはありません。

ちなみにマリオットボンヴォイアメックスは、以下のようにスペック・特典が充実しているので、カード決済だけで「損」と判断するのは少しだけ尚早です。

無料宿泊特典やプラチナエリート以外にも魅力多数

  • ポイント還元率が最大1.5%と高還元率
  • ポイントの有効期限がない
  • ポイントを30社以上の航空会社のマイルに交換可能
  • マリオット系列ホテルのゴールド会員になれる
  • 国内主要空港の空港ラウンジを利用できる

貯まったポイントの有効期限が実質無期限で、しかもANAやJALをはじめ30以上の航空会社のマイルに上限なく交換できる(1日80,000マイルほどまでなので厳密には上限あり)のはマリオットボンヴォイアメックスだけです。

ポイントを貯めて航空券に交換してお得に旅行旅行したい、という方にはとてもおすすめです。

1年弱使ってみて「微妙」と思ったら解約しましょう。

更新月の1ヶ月前にアメックスに解約の旨を伝えたら、とくに引き止められることもなくスムーズに手続きを進めてくれます。

ここだけの話…それなりに使ってたら「もし継続してくれたら50,000ポイント付与する」みたいな嬉しい解約引き止めがあることもあるので、そうなれば翌年も継続するのもありかなと思います。

年間のカード決済額:150〜400万円

年間のカード決済額が150〜400万円の場合は、年会費をカンタンに回収できる上に効率よくマイルを貯められるので発行するのがおすすめです。

無料宿泊特典とカード決済によって貯まるマイルが以下の通りなのですが…

  • 入会特典(初年度):39,000ポイント
  • 無料宿泊特典(2年目以降):50,000ポイント
  • 貯まるマイル:最大22,500〜60,000マイル

無料宿泊では毎年50,000円以上のホテルに泊まれて、マイルは海外往復も可能なほど貯まります。

マイルで言うと、もし40,000マイル貯まればハワイ往復も可能です…!ユナイテッド航空のマイルを使うという技を使えば、燃油サーチャージ代の5万円ほども浮ます。

ちなみにこの技はマリオットポイントを30以上の航空会社のマイルに交換できるという超絶メリットのおかげで成せる技です。

また、2年目以降の無料宿泊特典(50,000P分)は手持ちの15,000Pを追加して65,000Pまでのホテル予約ができます。そうなると1泊10万円を超えてくるホテルに無料で泊まれます…!

65,000P未満で泊まれるホテルの例

年会費49,500円ですが、享受できる恩恵は100,000円を余裕で超えてくるので、僕的には発行しなきゃ損だなと思います!

年間のカード決済額:400万円〜

年間の決済額が400万円以上あって、旅行が好きならぜひマリオットボンヴォイアメックスを発行してみてください…!

年間で400万円以上のカード決済をすれば、以下が享受できて年間で数十万円ほど旅費が浮く可能性大です…!

  • 入会特典(初年度):39,000ポイント
  • 無料宿泊特典(2年目以降):50,000ポイント
  • 貯まるマイル:最大60,000マイル〜
  • 会員ランク:プラチナエリート

入会特典で獲得したポイントや無料宿泊特典は、この決済額のクラスの方ならカード決済で貯めたポイントの一部を使って60,000円〜の高級ホテルに泊まれるでしょう。

貯めたポイントをホテル宿泊で使うときには、プラチナエリートの特典で1滞在ごとに数万円お得になるケースも多数です。

プラチナエリートになると、客室がアップグレード(スイートルーム含む)されたり、朝食が無料になったり、クラブラウンジにアクセスできたり、ヒルトンやユナイテッド航空の上級会員になれるためです。

実際に僕はエリート特典の客室アップグレードやクラブラウンジアクセスなどのおかげで、これまで何十万円も得したかわかりません…!

これ以上の説明は不要かもしれませんが、年間で400万円以上のカード決済をするならマリオットボンヴォイアメックスはかなりおすすめです。

他のアメックスプラチナカードやダイナースブラックカードなどの最高峰のクレジットカードと比較するとステータス性は劣りますが、受けられる恩恵は圧倒的にマリオットボンヴォイアメックスに軍配が上がります。

僕自身、クレジットカード関連の仕事をしている関係で色々なカードを調査しましたが、2023年現在だとマリオットボンヴォイアメックスに勝るカードはないです…!

しいていえば、ヒルトン系列が大好きな場合はヒルトンアメックスプレミアムの方がおすすめですが、マイルも貯めたいのであればマリオットボンヴォイアメックス一択です。

マリオットボンヴォイアメックス(MBAカード)の基本スペック

項目一般プレミアム
券面デザイン
年会費23,100円49,500円
家族カード11,500円
※1枚無料
24,750円
※1枚無料
ポイント還元率2.0%3.0%
マイル還元率最大1.0%最大1.5%
空港ラウンジありあり
マリオット
ステータス
シルバー
※年100万円決済でゴールド
ゴールド
※年400万円決済でプラチナ
無料宿泊特典35,000Pまで
※条件:年150万円決済
50,000Pまで
※条件:年150万円決済
宿泊実績付与5泊15泊
空港ラウンジ国内28・海外1国内28・海外1
手荷物無料宅配スーツケース1個無料配送スーツケース1個無料配送
空港クローク無料無料
国内旅行保険最高2,000万円最高5,000万円
海外旅行保険最高3,000万円最高1億円
ショッピング
プロテクション
最高200万円最高500万円
オンライン
プロテクション
ありあり
キャンセル
プロテクション
なし10万円まで
リターン
プロテクション
なし最高3万円
スマホ補償なし最高3万円
一般とプレミアムのスペック表

プレミアムカードと一般カードに分けて、それぞれのスペックを紹介します。特典については次の段落で解説します。

MBAカード プレミアム

年会費
(基本カード)
49,500円
年会費
(家族カード)
1枚目:無料
2枚目以降:24,750円
ポイント還元率3.0%
マイル還元率1.5%
空港ラウンジあり
マリオット
ステータス
ゴールド
※プラチナ(年400万円利用)
カード継続特典無料宿泊特典
※50,000Pまで
宿泊実績15泊分
海外旅行保険 最大1億円

年会費は49,500円と高め

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの年会費は49,500円です。

年会費の割引などはとくにありません。家族カードは1枚目が無料で発行でき、2枚目以降は24,750円です。

年会費の金額だけ見ると高く感じるかもしれませんが、コスパ面では誇張なしに抜群と言えます。

特典のひとつに無料宿泊特典がありますが、その特典で50,000円以上のホテルに無料宿泊できるので、それだけで年会費を回収可能です。

他にも特典が盛りだくさんなのはもちろん、ポイント還元率とポイントの汎用性が高いので、よっぽどのことがないと年会費以上の恩恵を得られないことはないかと思います。

ポイント還元率は最大3.0%と高還元率

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムのポイント還元率3.0%とかなり高還元率です。

100円ごとに3ポイント貯まり、貯まったポイントをマリオット系列のホテルで使うと1ポイント=0.7〜1.2円ほどの価値になるため、100円ごとに3円も返ってくるイメージです。

1ポイント=1.4円相当
1ポイント=1.08円相当

もしマリオット系列ホテルでカード利用したら、ポイント還元率が18.5%に大幅アップします…!

内訳は、100円ごとに6ポイント・ホテルポイントが1米ドルごとに12.5ポイントであり、100円決済で18.5ポイント相当貯まります(異常なほどのポイント還元)

ちなみに貯めたポイントはマリオット系列以外にも交換可能であり、マイルへの交換もとてもおすすめです。

マリオットのポイントは30以上の航空会社のマイルに交換可能な上に、交換レートがとてもいいためです。

交換先とレート(タップで開く)
アライアンス航空会社ポイントとマイルの
交換比率
スターアライアンスANAマイレージクラブ3:1
シンガポール航空
クリスフライヤー
タイ国際航空
ロイヤルオーキッドプラス
エア・カナダ アエロプラン
ターキッシュ エアラインズ
Miles&Smiles
コパ航空 ConnectMiles
アシアナ航空アシアナクラブ
エーゲ航空 Miles+Bonus
TAPポルトガル航空 Miles&Go
アビアンカ航空 LifeMiles
ユナイテッド航空マイレージプラス3:1.1
ニュージーランド航空 Airpoints200:1
ワンワールドJAL3:1
キャセイパシフィック航空
アジア・マイル
ブリティッシュ・エアウェイズ
Executive Club
アラスカ航空 Mileage Plan
カタール航空
プリビレッジクラブ
アメリカン航空 AAdvantage
カンタス・フリークエントフライヤー
Iberia Plus
LATAM航空 LATAMPASS
Multiplus Fidelidade LATAM Pass
スカイチームデルタスカイマイル
エールフランス/KLM フライング・ブルー
大韓航空スカイパス
サウディア Alfursan
エアロメヒコ クラブ プレミエ
ヴァージンアトランティック航空
Flying Club
非加盟Etihad Guest3:1
エミレーツ・スカイワーズ
ハワイアン航空 HawaiianMiles
ヴァージンオーストラリア
Velocity Frequent Flyer
サウスウェスト航空 Rapid Rewards
FRONTIER Miles
海南航空 Fortune Wings Club
InterMiles
Vueling Club
エアリンガスAerClub

マイルへの交換レートは基本的に3:1なので、30,000ポイントを10,000マイルと交換できます。

ですが、まとめて60,000ポイントずつ交換すると5,000マイル相当のポイントをもらえるため、60,000ポイントが25,000マイルになります。

ポイント数交換マイル交換レート
3ポイント1マイル100円=1マイル
60,000ポイントまとめて通常:20,000マイル
ボーナス:5,000マイル
合計:25,000マイル
100円=1.25マイル

上記のように、マイルに交換する前提だとしても、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの還元率は1.25%であり、かなり高還元率です…!

航空会社のカードであるANAカードやJALカードですら、1.25%を超えるのはANAで3枚(どれも年会費80,000円越え)だけであり、JALは1枚もないことからも、マイルが貯めやすいカードだと分かります。

ちなみにユナイテッド航空はレートがさらにアップします。60,000ポイントまとめて交換すると30,000マイルになるため、なんとマイル還元率1.5%です…!

ユナイテッド航空のマイルがあればANAを利用できるので、ANAを利用する前提ならマイル還元率1.5%とかなりの高還元率を実現可能です…!(ANAとユナイテッド航空で同じ便の特典航空券を取る際の必要マイル数は大差ないです)

MBAカード 一般

年会費
(基本カード)
23,100円
年会費
(家族カード)
1枚目:無料
2枚目以降:11,500円
ポイント還元率2.0%
マイル還元率0.6%
空港ラウンジあり
マリオット
ステータス
シルバー
※ゴールド(年100万円利用)
カード継続特典無料宿泊特典
※35,000Pまで
宿泊実績5泊分
海外旅行保険最高3,000万円

年会費は23,100円とコスパ悪い

年会費は23,100円です。

スペック・特典を考慮すると正直コスパは良くないです。

家族カードは1枚目が無料であり、2枚目以降は11,500円です。

ポイント還元率は2.0%

マリオットボンヴォイアメックス一般カードのポイント還元率2.0%です。

マリオットのポイントは1ポイント=1円ほどで利用できるので、一般的には高還元率の部類に入ります。

ですが、プレミアムカードは一般カードよりもポイント還元率が1.5倍も高いので、どうしても見劣りします。

マイルに交換する前提だとポイント還元率は0.6%と低くなってしまうため、マイルを貯めるのにおすすめはできません。

もしもマイルを貯めるカードとして活用したい場合には上位カードであるプレミアムカードをおすすめします。

マリオットボンヴォイアメックス(MBAカード)の豪華特典

マリオットボンヴォイアメックスは、マリオットとアメックスが提携して発行しているカードなので、マリオットでの特典とアメックスでの特典が分けられます。

とくに注目するべきなのは、無料宿泊特典・入会特典・プラチナエリートの付与です。これらの3つだけで、一般カードとプレミアムカードで受けられる恩恵が年間10万円以上も変わってきます。

スクロールできます
内容一般カードプレミアムカード
マリオット無料宿泊特典35,000Pまで
※条件:年150万円決済
※50,000Pまで上乗せ可能
50,000Pまで
※条件:年150万円決済
※65,000Pまで上乗せ可能
入会特典合計16,000ポイント合計39,000ポイント
宿泊実績5泊分15泊分
ゴールドエリート特典
※年300万円決済で付与
プラチナエリート特典×
※年400万円決済で付与
100米ドルのプロパティクレジット
AMEX空港ラウンジ特典国内28・海外1国内28・海外1
国内旅行保険最高2,000万円最高5,000万円
海外旅行保険最高3,000万円最高1億円
スマホ補償× 最高3万円
スーツケースの無料宅配
エアポート送迎サービス
航空便遅延費用補償
オーバーシーズ・アシスト
キャンセル・プロテクション
オンライン・プロテクション
リターン・プロテクション
ショッピング・プロテクション
カード紛失・盗難の場合の緊急再発行
エンターテインメント&ショッピング
チケット・アクセス
参考:会員特典をさらに楽しむ|エリート資格を満喫

マリオットの特典

マリオットの特典は以下の通りです。それぞれ説明します。

  • 入会キャンペーンでポイント付与
  • 無料宿泊特典の付与
  • 会員ステータスの付与・ランクアップ
  • 100米ドルのプロパティクレジット

入会キャンペーンでポイント付与

マリオットボンヴォイアメックスを発行すると、入会特典がもらえます。

入会特典は合計39,000P

マリオットアメックス一般カード:合計16,000ポイント

  • 入会後3ヶ月以内に30万円以上のカード利用:10,000ポイント
  • 通常利用分:6,000ポイント

マリオットアメックスプレミアムカード:合計39,000ポイント

  • 入会後3ヶ月以内に30万円以上のカード利用:30,000ポイント
  • 通常利用分:9,000ポイント

※条件がちょっと厳しくても、paypayにチャージしたり、Amazon券を購入したり、税金の支払いに利用したりすれば条件クリアできないケースは稀です(無茶してクリアするのはおすすめできませんが…!)

初年度は無料宿泊特典がないのですが、入会特典で合計39,000ポイントもらえるので、1年目からお得に旅行できます。

年会費以上のホテルに宿泊ができるので年会費の回収もしやすく、初年度で損することはほぼありません。

無料宿泊特典の付与

マリオットボンヴォイアメックスはカード更新ごとにマリオット系列のホテルの無料宿泊特典がもらえます。

  • 一般カード:35,000Pまで
  • プレミアム:50,000Pまで

※いずれもプログラム期間中に合計150万円以上利用の場合

マリオット系列のホテルはポイントで宿泊でき、それぞれのホテルで無料宿泊できるポイント数が設定されています。

その設定ポイントが、それぞれ35,000と50,000以下のホテルに無料宿泊できます。また、それぞれ手持ちのポイントを15,000ポイントまで追加できるため、最大で以下のポイントの範囲で無料宿泊可能です。

  • 一般カード:50,000Pまで
  • プレミアムカード:65,000Pまで

2022年3月から日にちによってポイントが変動する「フレキシブル制度」に変更したため、具体的に「無料宿泊特典でこのホテルに泊まれます!」というのはありません。

ちなみにポイントをマリオット系列ホテルの宿泊で利用すると、おおよそ1ポイント=0.7~1.2円ほどなので、それぞれ35,000円、50,000円ほどのホテルに宿泊でき、これだけで年会費の回収が可能です。

プレミアムカードで無料宿泊特典を獲得し、15,000ポイントを上乗せしたら超高級ホテルであるリッツ・カールトンにも宿泊できます。

65,000P未満で泊まれるホテルの例

日本国内にあるマリオット系列のポイント宿泊に必要なポイント数は、以下にざっくりまとめました(あくまで参考程度にしてください)

おおよその必要ポイント数(タップで開く)
ポイント数ホテル名
~20,000Pフォーポイントバイシェラトン函館
フェアフィールドバイマリオット札幌
フェアフィールドバイマリオット栃木宇都宮
フェアフィールドバイマリオット栃木もてぎ
フェアフィールドバイマリオット三重御浜
フェアフィールドバイマリオット岐阜美濃
フェアフィールドバイマリオット岐阜郡上
フェアフィールドバイマリオット岐阜清流里山公園
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波
フェアフィールド・バイ・マリオット 京都京丹波
フェアフィールド・バイ・マリオット 京都宮津
コートヤード・バイ・マリオット大阪本町
モクシー大阪本町
フォーポイント・バイ・シェラトン名古屋
~35,000Pコートヤード・バイ・マリオット白馬
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート
シェラトン都ホテル大阪
モクシー大阪本町
ウェスティンホテル仙台
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
南紀白浜マリオットホテル
モクシー東京錦糸町
名古屋マリオットアソシアホテル
コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
富士マリオットホテル山中湖
伊豆マリオットホテル修善寺
琵琶湖マリオットホテル
シェラトン都ホテル東京
アロフト東京銀座
~50,000Pウェスティンホテル大阪
シェラトングランドホテル広島
軽井沢マリオットホテル
ウェスティン都ホテル京都
JWマリオット・ホテル奈良
シェラトン北海道キロロ
キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道
大阪マリオット都ホテル
ザ・プリンス さくらタワー東京
HIYORIチャプター京都
東京マリオットホテル
W大阪
ルネッサンス リゾート オキナワ
ザ・プリンス 京都宝ヶ池
ウェスティンホテル横浜
シェラトン沖縄
ザ・リッツ・カールトン大阪
~75,000Pメズム東京
ウェスティンホテル東京
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
セントレジデンス大阪
ウェスティンルスツ&リゾート
ザ・リッツ・カールトン日光
~90,000Pザ・リッツ・カールトン京都
ザ・リッツ・カールトン沖縄
ザ・リッツ・カールトン東京
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
HOTEL THE MITSUI KYOTO
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
東京エディション虎ノ門
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル
東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ

会員ステータスの付与・ランクアップ

マリオットボンヴォイアメックスは、保有するだけで会員プログラムのステータスが付与されるのに加え、年間の決済額に応じてランクアップが見込めます。

ちなみにマリオットの会員ステータスは6段階であり、特典は以下のように違います。

スクロールできます
ステータス一般会員シルバーゴールドプラチナチタンアンバサダー
年間必要泊数10泊25泊50泊75泊100泊+α
無料WiFi
会員限定料金
モバイルチェックイン
完全予約保証
ポイントボーナス+10%+25%+50%+75%+75%
優先レイトチェックアウト14時16時16時16時
会員専用デスク
ウェルカムギフトポイントポイント or 朝食 or アメニティなど
お部屋のアップグレード○(スイートルームも含む)
ラウンジへのアクセス
無料朝食〇(選択)〇(選択)〇(選択)
ルームタイプの保証
年間チョイス特典
48時間前予約保証
Your24
アンバサダーサービス

マリオットの会員ステータスを取るには、基本的に宿泊実績を積む必要があり、プレミアムで自動付与されるゴールドエリートでも年間で25泊しないと獲得できないハードルが高いランクです。

ゴールドエリートでもレイトチェックアウトや客室のアップグレードなど、ホテルステイがお得かつ優雅になりますが…正直いうと、プラチナエリートからの恩恵のインパクトがかなり大きいです。

プラチナエリートになると、客室がアップグレード(スイートルーム含む)されたり、朝食が無料になったり、クラブラウンジにアクセスできたり、年間チョイスでスイートルームアクセスが年5回もできたりします。

プラチナエリート以上になると、1回のホテルステイで数万円の得をすることはたびたびあり、数十万円を得することもあり得ます。

プラチナエリートが1滞在で受けられる恩恵

  • 客室のアップグレード:〜10万円相当
  • 朝食無料:3,000〜5,000円相当
  • クラブラウンジ:10,000~20,000円相当
  • 〜16時までのレイトチェックアウト:プライスレス

例えば、ぼくはリッツ・カールトン京都で通常の部屋からガーデンテラススイートやスイートKAMOGAWAというお部屋にアップグレードされました。

それぞれ8万円ほどの予約で30万円以上になったので、一発で20万円も得しました…!

スイート KAMOGAWA
ガーデンテラススイート
コーナースイート KITA
ガーデンスイートTATAMI

ちなみにリッツ・カールトン京都では15泊中4泊ほどがスイートルームにアップグレードされました…!簡易アップグレードは頻繁で、アップグレードされなかったのは1,2回ほどでした。

スイートルームへのアップグレードは当日の空き具合など運の要素が大きいですが、ちょっとしたアップグレードは比較的見込めます。

それに加えて、朝食や無料宿泊、クラブラウンジアクセスがあるので十分すぎるほどにマリオット系列のホテルでの滞在が豪華かつお得です。

ちなみに、元も子もない話ですが、プラチナエリートになる裏道(プラチナチャレンジ)が存在します。

簡単ではないですが、年400万円のカード決済は難しいけどプラチナエリートになりたい!という方はプラチナチャレンジでプラチナエリートになることをおすすめします。

100米ドルのプロパティクレジット

そもそもプロパティクレジットは、ホテル内で利用できる現金チケットのようなものです。ホテルクレジットとも言ったりします。

正直、あまり魅力的な特典ではないので僕は利用したことないです。

下記の2つの条件を満たすと、100米ドル分のプロパティクレジットが付帯する、という特典です。

  • 国内外のザ・リッツ・カールトンまたはセントレジスに2連泊以上の予約
  • Marriott Bonvoyウェブサイトまたはカスタマーセンターから「100⽶ドルのプロパティクレジット」付きのプランを予約

プロパティクレジット付きのプランは、公式サイト経由が必須であり、ポイント宿泊では適用できません。

なのでプラン自体が「そもそも100米ドルを渡す前提の価格設定」になっているはずなので、正直そんなにお得感はありません…

アメックスの特典

続いて、アメックス側の特典です。

アメックスは旅行に強い国際ブランドなので、空港ラウンジ特典や旅行保険・プロテクションが充実しています。

国内主要空港の空港ラウンジが利用可能

国内28・海外1の空港ラウンジが利用できます。

フリードリンクや簡単なお菓子、充電スペース、無料Wi-Fiなどがあります。

しかしあくまでカードラウンジであり、航空会社が運営するラウンジではないため、ちょっといい待合室という感じなので僕はほぼ利用しません。

搭乗ゲート近くの椅子に座れなかったり、充電したかったり、ネット環境が欲しかったり、ちょっとドリンク飲みたいな〜という時には重宝するかもしれません。

実際に利用できるラウンジは以下の通りです。

エリア空港ラウンジ
北海道新千歳空港スーパーラウンジ
ロイヤルラウンジ
ノースラウンジ
【休業中】トラベラーズラウンジ
函館空港ビジネスラウンジ「A Spring.」
東北青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ロイヤルスカイ
仙台空港ビジネスラウンジ East Side
関東
甲信越
成田国際空港第1ターミナルIASS Exective lounge1
成田国際空港第2ターミナルIASS Exective lounge2
羽田空港第1ターミナルPOWER LOUNGE NORTH
POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE CENTRAL
羽田空港第2ターミナルエアポートラウンジ(南)
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港第3ターミナルTIAT LOUNGE
SKY LOUNGE
【休業中】SKY LOUNGE SOUTH
新潟空港エアリウムラウンジ
東海
北陸
中部国際空港プレミアムラウウジセントレア
第2プレミアムラウンジセントレア
富山空港らいちょう
小松空港スカイラウンジ白山
近畿関西国際空港六甲
金剛
アネックス六甲
伊丹空港ラウンジオーサカ
神戸空港ラウンジ神戸
中国
四国
岡山空港ラウンジマスカット
広島空港ビジネスラウンジ「もみじ」
米子鬼太郎空港ラウンジ DAISEN
山口宇部空港ラウンジきらら
高松空港ラウンジ讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
徳島空港「ヴォルティス」
九州
沖縄
北九州空港ラウンジひまわり
福岡空港ラウンジTIMEノース
ラウンジTIMEサウス
ラウンジTIMEインターナショナル
熊本空港ラウンジASO
長崎空港ビジネスラウンジ「アザレア」
大分空港ラウンジくにさき
宮崎ブーゲンビリア空港ブーゲンラウンジひなた
ラウンジ大淀
鹿児島空港スカイラウンジ菜の花
那覇空港ラウンジ華~hana~
ハワイダニエル・K・イノウエ
国際空港(ホノルル)
IASS HAWAII LOUNGE

充実の旅行保険・プロテクション

マリオットボンヴォイアメックスには旅行保険が付帯します。

適用条件があり、旅行にまつわる支払いを事前にしていないといけないので注意してください。

保険を適用させるにはマリオットボンヴォイアメックスで航空券代やツアー料金の決済が必須です。

一般カードプレミアム
海外死亡・後遺障害3,000万円1億円
傷害治療費用100万円300万円
疾病治療費用100万円300万円
賠償責任3,000万円4,000万円
携行品損害30万円50万円
救援者費用200万円400万円
国内死亡・後遺障害2,000万円5,000万円
入院日額
手術費用
退院日額
参考:旅行傷害保険|American Express

付帯するプロテクションは以下の通りです。

一般カードプレミアム
ショッピング
プロテクション
300万円最高500万円
オンライン
プロテクション
キャンセル
プロテクション
なし最高10万円
リターン
プロテクション
なし最高3万円
スマホ
プロテクション
なし最高3万円
  • ショッピング・プロテクション
    購入した商品が、偶然の事故によって壊れて使えなくなった場合に(購入から90日以内)購入代金の一部を補償
  • オンライン・プロテクション
    ネット通販・その他オンラインでの決済で不正利用があった場合の損害を補償
  • キャンセル・プロテクション
    急な出張や突然の病気・ケガで旅行やコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用などの損害を補償
  • リターン・プロテクション
    購入した商品で、正常に機能する商品を返品する際に購入店が返品を拒否した場合に補償
  • スマートフォン・プロテクション
    スマートフォンが破損した際の修理等の費用を補償

※いずれもカードを利用しているのが条件です

まとめ:マリオットボンヴォイアメックス(MBAカード)ならプレミアムがおすすめ!

2022年2月24日、アメックスの人気No.1カードであったSPGアメックスの後継カードとして登場したマリオットボンヴォイアメックスは、誇張なしに旅行好きなら持ってないと損と言っても過言ではないほど、旅の強い味方です。

数々のクレジットカードがある中で、ホテルとマイルのどちらをとっても最高峰のスペック・特典なのはこのカードだけ。

ホテル関連の特典でホテルステイをお得かつ豪華にしつつ、カード決済で貯めたポイントで航空券を無料にしたら、1回の旅行で10万円をカンタンに浮かせられます。

発行後3ヶ月で30万円のカード決済ができない人を除いて(※不安な方向けの対策あり)ぜひ1年間お試して使ってみてほしいと感じるカードです。

初年度の入会キャンペーンを活用して年会費以上の価値を生み出しつつ1年間使ってみて、継続するかどうか判断するのがおすすめです。

あまり使わない・恩恵を受けられなさそうと思ったら解約したらいいと思います(アメックスは強引な引き止めはありません)

仮に解約しても、貯めたポイントはマリオット会員でいるうちは利用できるので、ポイントの失効リスクはないので安心です。

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